昔、むかし…私が20歳くらいの時に、祖母から相田みつをさんの『にんげんだもの』の本をもらいました。当時、ひととおり目を通して、「なるほどな」などの感想を持ったのですが、その後、読むこともなく、本棚にしまったままでした。
先日、ふとこの本のことを思い出し、忙しい朝だったにも関わらず、本棚から取り出してパラパラとページをめくってみました。
ひとつひとつの言葉がぐんぐんと胸にしみてきました。そして涙が出てきました。
ある友達に、その本を貸さなくては!!という気持ちになり「知ってるかもしれないけど読んでみて」と言って渡すと、案の定、なんで今更…という表情をされました。
1週間後、またその友達と会う機会があったのですが、お礼を言われました。メールじゃなくて、直接顔を見てお礼が言いたかった。今、この時期に読めてよかった、よく貸してくれた、と。彼女はすぐに本を注文したそうです。
平凡な毎日を過ごしているように思えても、時間の経過の中で、私たちは確実にいろんな人に出会い、いろんな思いを得て、そして新しい考えに出会ったり、これまで感じなかったことを感じたりして成長しています。
ひとつのものごとに対する感じ方、捉え方も少なからず変化しているはずです。
本棚に仕舞い込んだままの昔に買った本を、久しぶりに取り出してませんか?そこには、今の自分にとても重要なメッセージが書かれているかもしれませんよ。
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